0017「宇宙攻撃機SFA-10Cファイアワイア」




 対空対鑑ミサイル搭載の戦闘機転換型攻撃機。母体となる戦闘機SF-10ファイヤホークは構造が頑強でエンジン推力にも余裕があるため純粋な戦闘機として以外にも様々なバリエーションが存在するが、SFA-10型への発展もそのあらわれのひとつ。機首にむりやり索敵センサー類を増設したぶかっこうさがチャームポイントだ。ミサイル標準搭載量は対鑑用核ミサイルで48発。その他武装はビームキャノン2門、ダミーフレア発射管2門。
 中央部の回転型レドームは隊長機だけの装備だが、これは、機体が設計想定以上に激しい使われ方をする機会が多く回転機構の故障が頻発したため、後期型では固定式のブーメラン状アンテナへと変更されている。


<作品コメント>
 造形的に特筆するほどのものはないが、エンジンまわりには、日頃持て余し気味の宇宙シリーズの特殊部品をぶちまけてそれっぽくしている。大量に使用したミサイル発射口の円筒形部品は、別項目で紹介した「ブラックキャット」のマフラー部分からもらいました(^^)。