まったくの旧態依然とした戦術観によって設計された陸軍の「元」主力戦車。いかにも陸軍将校が好みそうな強力な二連滑空砲を供え、確かに、対戦車戦を想定すれば右に出るもののない傑作機といえた。 しかし二足格闘機が戦闘の主軸となったいま、残念ながらこのような戦車は不遇の存在となってしまっている。 
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＜作品コメント＞ とりあえず戦車の形にまとめたって感じで、デザインはまあ普通ですが…、二連砲が砲塔中心より若干右にオフセットされているのがヒネリといえばヒネリかも。特筆すべき点を挙げるとすればキャタピラでしょうか。今回ゴムキャタピラ（テクニック用の３ポッチ幅）を使ったのですが、その径がリアルモデル用には足りなすぎることを逆手にとって前後独立キャタピラにしてみました。転輪はプーリーのダブル差しとなっています。 今回の戦車の砲口は、テクニックのピストンシリンダーを使ってみました。あと、リア上面中央のグリルも実はギアだったりとか(^^)。砲塔は例によってギアで上下できるように細工しています。でないと銃身が重すぎて仰角つけて固定できない(^^;) 。 モデリング面での付記的には、写真の中では表現してませんが、一応車長ハッチとドライバーハッチも開閉できます。 
後キャタピラ（写真左）のとこにちらっと見える歯車は、キャタピラのテンションをいいあんばいに保つためのもので、設定上は存在しない「ウソ歯車」です。 |