0222〜0230「犬ふたたび」

 戌年の年賀状フリー素材集への提供作品として製作した犬のレゴモデルたち。その続編的な作品群です。提供先は名鉄百貨店。夏のファミリーイベントとして、岡崎こども美術博物館で行われた「JOINT」展の巡業展示企画が実現しました。
 ただ、岡崎向けの「ちいさいおうち」はほとんどがブロック片へと還ってしまったためこの展示は持って来れず。また割り当てられたスペースも潤沢ではないため、新たな作品を用意する必要がありました。そこで浮上したのが犬たちを再現的に作るという案です。
ただ、結果として前回と全く同じものはごく一部となりました。

0222 子プードル

 初めて見るかたつむりを注意深く観察する子犬。集客チラシに載せるためにまず最初に作ったモデルで、おっかなびっくりな感じを出すのに苦労しました。首だけでなく腰にもひねりを加えてポーズ付けをした努力はむくわれているのだろうか。
個人的にはかたつむりが結構ヒットだったりする。

0223 チワワ

 旧モデルと全く同じ。ただし、前後の足は体とはくっついていないので、台座がないと犬の形になりません。


0224 パグver.2

 旧作と大きな違いのない造作。「おすわり」の姿勢ができていないことをより強調したつもり。年賀状の素材では、ひたいのしわを表現した寸止め固定のブロックが「外れかけている」と思われたかしっかり止められてしまったのだけど、今回は私自身がセッティングしているのでしわも表現できてます。

0225 オールドイングリッシュシープドッグver.2

 頭にチワワを載せてただ座っていた旧モデルとサイズは似ているが、味付けを加えてあります。
後足で耳のあたりを引っかくポーズを与え、耳をヒンジで浮かせたり頭をちょっと傾けたりするだけでなく、体の重心もちょっと横にずらしています。

0226 ダックスフントver.2

 ひたすら長いです。もっと長くしたほうが極端でよかったかも知れない。

0227 柴

 夏の暑さに耐えかねて息も絶え絶えに寝そべる日本犬。だれた感じを出すために、顔も非対称な細工をしています。アーチ部品そのままのシッポがハマってます。

0228 ブルテリアver.2

 旧作は羽子板の絵柄として頭だけ作りましたが、今回はめでたく全身デビューです。ブルテリアって微妙にきゃしゃで微妙にマッチョなので加減が難しいですよ。最初はもっと頑強な感じに作ったのだけど作り直しました。

0229 アイリッシュセッター

 今回もっともチャレンジングといえる作品。ただ座ったり4本足で立っているだけでは能がなさ過ぎるので、変化を出すために、軽いジャンプぎみの不安定なポーズづけに挑んでいます。意外や短時間なら左足とシッポだけででも立っていられるのですが一週間となると厳しいので透明部品を右足の下に入れています。
Xポッドのフタはちょっとフリスビーにしては大きかったかな?

0230 雑種・家付き

 会場の入口部分に、今回展示する各製品を紹介するために置かれたモデル。
 白状すると、顔の組み方はレゴジャパンが作ったモデルを参考にしました。家はスヌーピーの家っぽくわかりやすい表現で。


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