0122からのシリーズに続いて、第二次世界大戦の軍用機を中心に構成してみたのが「飛行機立体図鑑2」です。 これらにも1ポッチ=1mルールが適用されており、全てが同じスケールによる造形となっています。
日本機中心に、本当は緑色を大々的に使いたいんだけど、部品が揃わないので無理なのが無念です。
0136
ノースロップP61ブラックウィドウ
米軍の双発夜間戦闘機です。個人的に米軍機を作るとなれば是非作りたかったアイテムです。松本零士の漫画で知ったんだったかな?(^^) このサイズの機体で4連装機銃の旋回砲塔を備えているというのが凶悪でよいです。モデルでは単装機銃ですが…
0137 グラマンTBF アベンジャー
アベンジャーも米軍機のなかではフォルムが好き。ハセガワのたまごヒコーキも作りました(爆)。 翼を外して後ろ向きにすれば艦載状態にすることもできます。
0138 ボーイングB17フライングフォートレス
この角度からは見えないけれど、鳥カゴと称される尾部下側の銃座もちゃんと作っています。「スピルバーグのアメージングストーリー」で漫画絵描きが配置されていた場所です、って知ってる人は少ないか(苦笑)。 胴体は2ポッチ幅。鼻先とか尾翼にけっこう派手なカラーリングしてるのがあるのでそれを模しています。鼻にはドーム状の部品をそのまま持ってきてみました。
0139 ボーイングB29スーパーフォートレス
日本に焼夷弾を落とすどころかにっくき原子爆弾まで投下した超長距離爆撃機です。第二次大戦中としては巨大な機体ですが、先に作ったジャンボなどと比べると半分ぐらいしか全長がないのにビックリしました。 胴体は3ポッチ幅で、B17同様、尾部下側の銃座もついています。なんとか円形断面の胴体を示唆する造形を施したいと思い、機首の風防に丸プレートを持ってきています。機首の横に色が入っているのは、ノーズアートのつもり。
0140 アブロランカスターB3ダムバスター
円筒形の爆弾に高速回転を与えてダム湖に投下し、水の上を爆弾が「飛び石」するようにしむけてダム本体に寄せて爆破するというトンデモ戦法が発案され、これに、アブロランカスター爆撃機が用いられました。そして作戦は大成功。 この造形は迷彩が全てですね(^^)ゞ。機体下面が黒いのは、ランカスター自体が主に夜間爆撃に多用されていたからです。
0141 三菱一式陸上攻撃機+桜花
長距離爆撃を実現させるために、大容量の翼面燃料タンクをたいした装甲もなく設置してしまったため、ちょっと攻撃を受けるとすぐ燃えて撃墜されてしまい、連合軍からは「ワンショットライター」「葉巻」などと揶揄されていました。 終戦間近には人間爆弾の「桜花」の母機としてよく使われており、今回はこれも込みで作ってみました。もちろん桜花は胴体下にひっつけることができます。
0142 中島九七式艦上攻撃機
真珠湾3兄弟(?)の一角。九七艦攻です。機体下には魚雷をぶら下げています。同スケールの零戦はこちらを参照してください。
0143 愛知九九式艦上爆撃機
真珠湾攻撃に参加した急降下爆撃機です。
0144 三菱百式司令部偵察機
機首まで風防ガラスが伸びたスマートなデザインと、ヘタな戦闘機では追いつけもしない俊足が自慢の偵察機、なので作ってみたのだが、やはり緑色の部品不足が災いして翼面形がカッコ悪いです。
0145 フォッケウルフTa152H
フォッケウルフFw190戦闘機を改造して高高度迎撃戦闘機に転用した、長い鼻と幅広い翼面が特徴の機体です。特有のひょろっとした感じが、出たような出てないような…。
0146
ユンカースJu87スツーカ
ドイツを代表する急降下爆撃機。翼面は本当は、部品自体折り曲がった形に造形してガルウィングを再現できればよかったのですが、無理でした。ちなみにここまででかなりの数の「スクリュー部品」が三枚羽根プロペラの表現として使われてますが、これほどの数を部品屋に注文することなく用意できるとは思いませんでした…。今更ながらいろいろなセットを買ってるんだなと実感。
0147 ハインケルHe162
背中に1基のジェットエンジンを背負ったデザインが特徴の、ドイツ軍最後の量産戦闘機。こういう明快な特徴があると、この小ささでも作りやすくてよい(苦笑)。
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